その行方に注目が集まる静岡市のサッカースタジアム構想。実現となればホームグラウンドとなる清水エスパルスが12月10日、静岡市の難波市長の元を訪れましたがどんな会話が交わされたのでしょうか。
10日午前、難波市長の元を訪れたのはエスパルスの山室晋也 社長と今シーズン限り退任する秋葉忠宏 監督、キャプテンの北川航也 選手の3人。
J1残留を果たした今シーズンの終了を市長に報告しました。
清水エスパルスが関わる静岡市政の課題といえば、新サッカースタジアム構想。
難波市長は2026年1月末までに移転するかどうかの結論を出すとしていて移転の場合はJR清水駅前への建設が有力視されています。
清水エスパルス・山室晋也 社長:
おそらく来年には新スタジアムへの大きな前進が期待されるところでもあるので
エスパルスの山室社長が示したのは実現への期待感。秋葉監督も新たなスタジアムができた広島市や長崎市を引き合いに出します。
清水エスパルス・秋葉忠宏 監督:
広島もすごく変わったとか長崎もすごく変わったと聞くので一気に街も活性化しましたし、クラブも変わったっていうのは聞くので。30億円以上、スタジアムが出来ただけで1つのクラブの売り上げが変わったというのでびっくりしました
静岡市・難波喬司 市長:
(広島は)ホテルの稼働率も凄く上がるし、それから飲食も凄いですし。IAIスタジアムだと行き帰りに疲れて
現在のIAIスタジアム日本平では今シーズンの観客の平均収容率は84%を超え満席となる試合も相次ぎました。
秋葉監督は「去り行く存在」としながらも計画に期待します。
清水エスパルス・秋葉忠宏 監督:
スタジアム構想が今ありますが、もうパンパンの状態なのでより多くの人がスタジアムに入れるようになればなるほどより多くのエネルギーを生むと思いますし、必ず街も盛り上がりますし清水エスパルスも盛り上がりますし、フットボール界も盛り上がると思う
移転するのかどうか?難波市長の決断まであと1カ月あまり。エスパルスも期待を寄せています。