2027年に岩手県一関市に通信制高校を設立する愛知県名古屋市の学校法人河合塾学園が、12月9日、その構想を発表しました。
国内外に設けられる拠点に数ヵ月滞在し、様々なテーマを探求できることが特徴となっています。
9日は河合塾学園の河合英樹理事長が、盛岡市で新たな通信制高校の詳細を発表しました。
新設されるのは「ドルトンX(エックス)学園高等学校」で、一関市の旧油島小学校の校舎を活用します。
この学校では、地域課題の解決に取り組む人材の育成を目指していて、生徒はオンラインでの授業に加え、国内・海外の拠点に数ヵ月滞在し様々なテーマを探究できるのが特徴だということです。
生徒が滞在する拠点はイギリスやインドのほか、県内では八幡平市・岩手町・釜石市にも設けられる予定です。
また、東京の拠点となるのはNTT東日本の施設で、生徒たちは生活に密着した最先端の技術に触れられるということです。
河合塾学園 河合英樹理事長
「探求心というものを大事にして、信念を持って取り組むリーダーに育ってほしい」
ドルトンX学園高校は、2027年の4月の開校を予定しています。