盛岡地区広域消防組合(岩手県)は、12月6日、盛岡市内で飲酒運転をしたとして、警察に摘発された25歳の男性消防士について、懲戒免職処分としました。
12月9日付で懲戒免職となったのは、盛岡中央消防署管内の25歳の男性消防士です。
盛岡地区広域消防組合によりますと、男性消防士は12月5日午後7時ごろから同僚との懇親会に参加し酒を飲みました。
男性消防士は、運転代行を利用して帰宅しようとしましたが代行業者が見つからず、盛岡市内の駐車場に止めていた自分の車で2時間ほど休憩。
その後、6日の午前3時半ごろ、約300m車を走らせたところ、盛岡市開運橋通で警察に呼び止められ、呼気検査で基準を超えるアルコールが検出されたということです。
男性消防士は組合の聞き取りに対し、「公務員としての自覚が足りなかった」と話しているということです。
盛岡地区広域消防組合は、「職員一人一人に、公共の奉仕者との自覚を強く持たせるため、改めて指導を徹底する」とコメントしています。