2025年10月の全国高校ラグビーフットボール大会 秋田県予選決勝。
秋田工業は秋田中央を相手に終始試合を優位に進め大差で圧倒、6年連続73回目の全国高校ラグビー大会「花園」出場を決めました。
花園に向けて日に日に練習に熱を帯びてきている秋田工業。73回の出場は全国最多で優勝は15回と輝かしい実績を残すまさに「名門」ですが、去年は2回戦で涙をのみました。その雪辱を果たすべく県大会でも存在感を見せた「伝統の低いタックル」とバックス・フォワード陣の力強い連携に磨きをかけています。チームの要となるのはフルバックでキャプテンの川瀬雄介選手。50メートルを6秒前半で駆け抜ける俊足を武器に攻守でチームを支えます。
秋田工業・川瀬雄介主将:
「個人の目標はチームをベスト8に連れていくこと。試合ではアタックでもディフェンスでも起点となり良い流れをつくりたい」
フォワード陣の中心はプロップで副キャプテンの桜庭蓮温選手。入部からこの3年で当たり負けしない体をつくり上げてきました。
秋田工業・桜庭蓮温副主将:
「自分たちフォワードからチームにいい流れをもっていってモールで絶対トライを取りたい」
創部100年の節目の年を迎えた秋田工業。全国ベスト8以上を目標に伝統の低いタックルと15人が一体となった展開ラグビーで聖地花園で躍動を誓います。
秋田工業・川瀬雄介主将
「去年、一昨年とベスト8という目標に届かず悔しい結果で終わってしまったので、花園では100点、自信をもってプレイをできる状態で臨みたい」