横手市に住む70代の女性が警察や検察を名乗る相手から犯罪への関与をほのめかされ195万円相当の暗号資産をだまし取られました。

横手市に住む70代の女性は2025年10月、自宅の固定電話に「楽天お客様センター」を名乗る男から電話があり「あなた名義の携帯電話が不正に契約されてしまった」と言われました。

その後、警察官を名乗る男が電話を代わり「詐欺グループのキャッシュカードの中にあなた名義のカードがあった。重要参考人として取り調べする」と言われました。続いて女性は検事を名乗る男とテレビ電話で通話し「身の潔白を証明するためには暗号資産でお金を振り込む必要がある」と言われました。

女性は取引サイトで暗号資産195万円分を購入し、相手に指定されたサイトに送金しました。女性は相手の指示を受けて開設した銀行口座が凍結されたことに不安を覚え銀行の窓口に相談したところ詐欺被害が発覚しました。

秋田テレビ
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