２０２５年は日本にカプセルトイが上陸して６０年です。
その歴史と魅力を伝える特別企画「ガチャガチャ展」が、鹿児島市のデパートで開かれています。
強風に立ち向かうわんちゃんのフィギュアに、こちらは二日酔いでしょうか、気だるそうに佇むウイスキー。
その名も『酔イスキー』。
１９６５年、アメリカから日本に入ってきたカプセルトイ。
その歴史と最新の商品を展示するガチャガチャ展が、１０日から始まりました。
東京に次いで鹿児島で２回目の開催で、約４００シリーズの商品と約２００台のガチャマシンが並びます。
その中にはあの人気シリーズ、コップのフチ子さんも！
ＯＬ姿の女の子、フチ子さんがコップのフチに腰掛けたり、ぶら下がったりするシリーズ。累計出荷額は２０００万個以上の大ヒットカプセルトイです。
会場には制作の過程がわかる展示もあります。
様々なポーズをスケッチし、原型を作り、顔の立体感や、背中の丸みまで細かく修正されています。
そうして生まれたのがこちらのフチ子さんです。
面白いだけでなくその細かさもガチャガチャの魅力。
美川愛実キャスター
「こちらは精巧な造りで人気のメーカーです。こちらのバイクをご覧ください、私の人差し指の第一関節と同じくらいの小ささです」
バイクのホイールや荷物を置く部分まで忠実に再現。
こちらのメーカーはこれまでにも自動車メーカーなどとタイアップしてきました。
１０日はガチャガチャ沼にハマった人たちに出会いました。
Q.お目当てのものはあるんですか？
「うちの子のけだまだま」
猫の毛を入れてキーホルダーにするというユニークな商品。
「狙ってたやつじゃない。でもかわいいからよかった」
Q.おすすめのものを教えていただけませんか？
「人体解剖」
看護学生の彼女おすすめのガチャガチャに挑戦です。
美川
「あー！脳みそだ（笑）」
Q.造りはどうでしょう？
「すごくリアル...リアルです」
三菱地所 商業事業部・赤間士朗さん
「いろんな価値観や多様性が広がる中で、自分の持つものにもすごく多様性が出てくるというところで、ガチャガチャの人気が高まっているのではないか。色んな楽しみ方をしてもらえたら」
「ガチャガチャ展」は、１２月２５日まで、鹿児島市の山形屋１号館６階で開かれています。
なお、入場にはチケットが必要です。
当日券のみの販売で一般、大学生が１１００円、高校生が８００円、小中学生は６００円となっています。
