鹿児島市教育委員会は10日、市内の公立の小中学校で現在、月1回程度実施している土曜授業について、2026年度から「年3回程度まで」とする方針を明らかにしました。

鹿児島市教育委員会・原之園哲哉教育長
「(土曜授業を)実施する場合は年3回程度までとし、半日単位で学校の教育課程に位置づける」

これは10日開かれた鹿児島市議会の個人質疑で原之園哲哉教育長が答弁したものです。

土曜授業は鹿児島市内の公立の小中学校で夏休みや新年度の前後を除き、月1回程度、年7回ペースで行われていますが、新しい時代にふさわしい教育を目指すため、2026年度以降は年3回程度までにするとしています。

対象となるのは鹿児島市内のすべての公立小中学校で、学校や地域の実情を踏まえて土曜授業の回数や内容はそれぞれの学校長が最終的に判断するということです。

10日の市議会で議員からは、校長の判断で土曜授業の回数が異なるなど不公平感が生まれることを懸念する声が聞かれましたが、市教委は「子どもや保護者にとって価値のある教育活動になるよう丁寧な説明指導したい」と答えました。

鹿児島テレビ
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