県はインフルエンザの流行が拡大しているとして、10日3年連続となる「警報」を発表しました。去年より2週間ほど早い発表です。
県によりますと定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は直近の1週間で「36.63」と、前の週の「24.92」から大幅に増加し、警報発表の基準となる「30」を超えました。
これを受け県は10日3年連続となる「警報」を発表しました。
去年より2週間ほど早い発表です。
また県内の保育施設や高齢施設などであわせて7件の集団感染が発生したほか、小中学校や高校であわせて38件の学年閉鎖や学級閉鎖がありました。
県内では20歳未満が全体の8割以上を占めていて若い世代を中心に流行しているということです。
今後、さらに患者数の増加と集団生活における感染拡大が懸念されることから、県は、石けんを使った手洗いや咳エチケットに加えこまめな換気など基本的な感染対策をしてほしいとしています。
また、年末年始に備え予防接種を希望する人に対し、早めに医療機関へ相談するほか、医療機関を守るために休日や夜間は検査目的や軽い症状での受診を控えかかりつけ医などに診療時間内での受診を呼びかけています。