入浴施設のサウナにスマートフォンを持ち込むなど、議員としての自覚に欠ける行動が続いているとして、富谷市議会は、この議員に対する辞職勧告決議案を全会一致で可決しました。

富谷市議会の小松大介議員は、11月、市内の入浴施設のサウナにスマートフォンを持ち込み利用者に不快な思いをさせたほか、過去には保育園の運動会で撮影した動画を、無断でネット上にアップするなどして、二度、厳重注意処分を受けていました。

こうした行為が議員としての自覚に欠け、富谷市議会全体の信用や品位を失墜させたなどとして、12月10日の市議会の本会議で、小松議員に対する辞職勧告決議案が提出され、全会一致で可決されました。

富谷市 小松大介議員
「大変重く受け止めています。辞職というところは(今のところ)考えておりません。ただ、熟慮して今後検討したいと思います」

富谷市 畑山和晴議長
「市民の…皆さんの…信頼を損ねてしまったのが本当に申し訳ないです」

辞職勧告決議に法的拘束力はなく、小松議員は熟慮するとしています。

仙台放送
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