慢性的な人手不足を解消しようと、宮崎交通は空港の地上業務で、初めて特定技能外国人を採用し、12月10日に入社式が行われました。
入社したのは、在留資格特定技能1号を持つインドネシア人3人で、宮崎交通の高橋光治社長から辞令が手渡されました。
3人が担うのは、宮崎空港で貨物の積み下ろしや航空機の誘導などを行うグランドハンドリング業務です。
(特定技能外国人 ハイルルソレフさん)
「日本はインドネシアよりも発展している国なので、いろんな技術を吸収したい」
宮崎交通によりますと、空港でのグランドハンドリング業務は、コロナ禍以降、毎年5人程度が離職していて慢性的な人手不足になっているということです。
(宮崎交通航空部 中城孝之部長)
「コロナが収束して、航空需要も戻ってきた中で採用が追いつかないという背景がある。(3人には)宮崎交通で働いて良かったと実感していただきたい」
入社した3人の受け入れは5年間で、研修期間を経て1月下旬から宮崎空港での業務を始めるということです。