橋や建物などのインフラに欠かせないコンクリートの強度を競うコンテストが宮崎市で開かれました。
コンテストには高校生や企業などからおよそ90人が参加し開会式では宮崎県生コンクリート工業組合の木田正美理事長が生活の安心安全に欠かせないコンクリートの意義を説明しました。
高校生9チームが参加したニアピン部門では、事前に作った筒状のコンクリートに圧をかけ目標の強度にどれだけ近づけるかを競いました。
参加した生徒は結果が出るたびに一喜一憂。
目標値は3本の平均値で、30ニュートン平方ミリメートル。
初出場の延岡工業高校から飛び出した結果は…
(会場司会)「平均が29.9(N/ミリ平方メートル)」
(延岡工業高校 大森悠叶さん)
「すごいなと思いました」
「やってみて楽しさはありました」
(延岡工業高校 川崎和奏さん)
「(コンクリートの)強度を考えたことはなくて硬さにも分量が大事だと知ることができて楽しかった」
コンテストは高校生にもインフラ整備に欠かせないコンクリートへの理解を深めてもらおうと開かれています。
生徒はコンテストを通して配合や強度を考えコンクリートへの見方が変わったと話していました。