東京の民間企業が2026年4月、対馬市に進出することになり、離島の雇用の場確保につながると注目されています。
11月21日、県と対馬市と立地協定を締結したのは「エスプールグローカル」(東京・千代田区)です。
行政の窓口や申請手続きなどをオンラインで支援する事業を全国の22拠点で展開していて、対馬で離島の課題解決のモデルを作ろうとの狙いです。
佐久間雄介 社長
「対馬市だけでなく、少しずつ地域の企業や住民と手を携えて、様々な新しいことにチャレンジする起爆剤になれれば」
市は旧・対馬いづはら病院の1階の一部を無償で貸し出し、内装工事費も一部補助します。
比田勝尚喜 市長
「特に若い女性の職場が確保されるということは、人口減少問題に対していくらかの効果が発揮できるものと大きな期待をしている」
2026年4月に開設、6月に事業開始の見込みで、40人以上の雇用を計画しています。