漁網を使ったアートその名も「そらあみ」が、このほど五島市の奈留島で披露されました。

奈留島の江上集落で潮風に吹かれるのは、高さ5m、幅30mの「そらあみ」です。

奈留島の海の「青」、ハマジンチョウの「赤」など、五色の糸で編まれた「漁網」で作られています。

このアートプロジェクトは千葉県出身の芸術家・五十嵐靖晃さんが全国で実施し、奈留島では6回目の取り組みです。

地域の人が編んだ漁網を空に掲げ網を通して景色を眺めることで、その土地の魅力を見つめなおそうというものです。
五十嵐 靖晃 さん
「五島の皆さんの手で編まれた島の人たちのつながりや、人の温かさまで感じてもらえたらうれしいと思う」

見た人は
「手作業でしているのがはっきり分かって、色もカラフルで自然とマッチしているなと」

展示は江上集落で、12月21日までの予定です。

テレビ長崎
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