大分県大分市佐賀関の大規模火災から9日で3週間です。

被災者の生活再建に向けて重要な仮住まい、その候補である市営住宅については佐賀関やその周辺で用意した戸数を超える50件の申し込みがありました。

11月18日に大分市佐賀関で発生した大規模火災では、187棟が焼け1人が亡くなりました。

◆TOS佐野記者
「大規模な火災の発生から3週間が経ちました。火災現場では今もがれきが残されたままとなっています」

自宅を失った被災者にとって生活を再建するために重要な仮住まい。

大分市は、佐賀関や坂ノ市、大在地区に市営住宅あわせて39戸を準備していて、申し込み期限の8日までに50件の申請があったということです。

抽選が行われる可能性もありますが12月12日から入居でき、最長で2年間住むことができます。

市はほかの地域の市営住宅も含めて12月15日から2回目の募集を行う予定です。

このほか、JX金属の寮にはこれまでに4世帯5人が入居。民間の賃貸住宅には8日までに1世帯が入居を申し込んでいるということです。

一方、避難所には9日正午時点で53世帯75人が身を寄せています。

テレビ大分
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