勤務先の小学校で女子児童にわいせつな行為をした罪などに問われている元教師の男について、別の児童への不同意わいせつ罪の裁判が開かれ、男は、起訴内容を認めました。

広島市の元小学校教師・中島健夫被告(39)は、今年5月複数の女子児童を誰もいない教室に連れ込み、自分の下半身を露出して動画を撮影したなどの罪に問われていて、今年10月の初公判で起訴内容を認めています。

9日の裁判では2023年、別の女子児童の胸付近を触るなどして、その様子を動画で撮影した追起訴分について審理が始まり、中島被告は起訴内容を認めました。

検察は「児童の汗を拭くふりをしてハンカチで胸のあたりをなでた」と指摘し、中島被告が「なぜこのようなことをしたのか自分でも理解できない」と述べていたことも明かしました。

次回の裁判は来月8日で別の追起訴についての審理が行われます。

テレビ新広島
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