おせち料理に欠かせない「ゴマ」が9日、愛媛県今治市で出荷されています。
今治市朝倉地区では国内で出回るのは、わずかの貴重な国産ゴマの出荷が行われています。農業用ハウスのなかでじっくり乾燥されているごまの木。
地区の農家・神谷慎太郎さんが約1ヘクタールの畑で白、黒、金、3種類のゴマを栽培しています。今シーズンは晴天に恵まれ、9月までに例年より1割ほど多い約500キロを収穫。脱穀や乾燥などの工程を経ておせち料理などで需要が増える12月から、出荷作業を本格化させています。
神谷さんはふるいにかけて大粒のゴマだけを選別したあと、ひとつずつ丁寧に袋詰めしていきました。
神谷慎太郎さん:
「炒ったゴマをごはんにパラっとかけて頂いたり、おにぎり、おひたし、何にでもゴマは合いますので、やっぱりゴマ本来のおいしさ、香りっていうのを楽しんで頂けたらいいなと思ってます」
ゴマの出荷作業は来年の春頃まで続きます。
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