カラフルな色合いのプラスチック製の拳銃。
一見、子ども向けのおもちゃのようですが、実弾を発射できる危険な「本物」の拳銃でした。
中村友香記者:
こちら、クレーンゲームの景品として提供されていたおもちゃの銃ですが、弾を込めれば実際に発射することができる本物の拳銃なん140丁
一見、おもちゃのような拳銃。
実弾を発射する機能があることが分かり、警察が回収を呼びかけています。
島根県警は県民に注意を促すため、回収した実物を報道関係者に公開しました。
この拳銃は、中国製の「リアルギミックミニリボルバー」。
長さ約12センチのプラスチック製で、クレーンゲームの景品として全国で約1万5000丁が流通しているということです。
12月8日までに島根県内では140丁が流通したとみられ、警察がこのうち34丁を回収、また鳥取県内では、県外から持ち込まれた4丁が回収されています。
島根県警察本部犯罪対策課・藤田浩二次長:
ご自宅に持っている方、お子さんが景品として持っている方などいるので、最寄りの警察署まで届け出ていただきたいと思っています。
回収の期限は12月31日までで、警察は、この期限を過ぎて所持していた場合、銃刀法違反にあたる恐れがあるとして、心当たりがある場合は最寄りの警察署に届けるよう呼びかけています。