韓国に不法占拠されている島根県の竹島について、島根2区選出の高見康裕衆議院議員が、12月9日の予算委員会で高市総理に対し、改めて政府の毅然とした対応を求めました。
高見康裕衆院議員(島根2区):
韓国による不法占拠という現状は1ミリも動いていないのが現実であります。
竹島について毅然と対応するというメッセージを、ぜひ高市総理から発していただきたい。
島根県が2005年に制定した竹島の日条例が、制定から20年を迎えている中、9日の衆議院予算委員会で質問に立った高見康裕衆院議員が、竹島に対する政府の姿勢を質しました。
高市総理:
歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も明らかに我が国固有の領土であるとの基本的立場に基づき、毅然と対応していることに変わりはございません。
高市総理はこのように答弁するとともに、「国の内外に正確な理解が浸透するよう発信に努める」と述べました。
島根県が毎年2月に開催している竹島の日記念式典への閣僚の出席を巡っては、高市総理が就任前の総裁選期間中に「堂々と大臣が出ていったら良い」と述べていた一方、就任後の予算委では「適切に対応する」と述べるに留めていて、2026年2月の式典への対応が注目されます。