物価高の中、冬のボーナスの勢いに強さがみられない実態が浮き彫りになりました。
帝国データバンクが全国の約2万4500社に2025年の冬のボーナスについて聞いたところ、従業員1人あたりの平均支給額が、前の年より「増加した」と答えた企業の割合が22.7%にとどまることがわかりました。
一方で、前の年と「変わらない」と答えた企業の割合は44.7%でした。
帝国データバンクは、2026年以降も生活必需品の値上がりが予想される中、企業がボーナスのもとになる資金を確保して家計の購買力を支えることが、消費活性化のカギになるとしています。