地震学が専門の東京科学大学・中島淳一教授は今回の地震について、「最初の地震からしばらく経ってからさらに強い地震が起きた過去の例から、今後1カ月ほどは強い地震に警戒が必要」と注意を促しています。
東京科学大学・中島淳一教授は今回の地震について、「いわゆる海溝型地震」としたうえで、「今後1週間、2週間、1カ月ぐらいは大きな地震の発生に注意していただくのがいいと思います」などと指摘しました。
中島教授は「今回の地震が起こった青森県沖合は、比較的地震が多い地域」とした上で、「東日本大震災の2日前にはマグニチュード7.3の地震が起きた」「今後さらに大きな揺れを伴う地震が発生する可能性も十分に考えておく必要がある」と注意を促しています。
また、11月から発生していた岩手県沖の群発的な地震との関係を今後精査する必要があるとも話しています。