12月8日朝、宮城県七ヶ浜町のスクラップ工場で発生した火事は、およそ12時間が経った午後6時14分に鎮火しました。
カメラマンリポート
「七ヶ浜町遠山の火災現場上空です。黒煙が広範囲に広がっています。地上では消防による懸命な消火活動が行われています」
火事があったのは、七ヶ浜町遠山にある廃品買い取り会社「東盛」のスクラップ置き場です。
消防によりますと、8日午前5時50分ごろ、近くに住む人などから「黒煙が上がっている」などと複数の通報がありました。
消防がポンプ車など10台を出し、正午過ぎに火の勢いは収まりましたが、屋外に保管されている鉄くずなどが焼けました。
消防によりますと、午後6時14分に鎮火したということです。
延焼はなく、けがをした人はいませんでした。
消防によりますと、この工場では、おととし3月から今年の7月までに4回、同様の火事が発生していて、今回が5回目だということです。
警察と消防で9日にも実況見分を行い、火事の原因を調べることにしています。