12月8日は太平洋戦争開戦の日です。これにあわせ、女性団体の「宮城県母親大会連絡会」が反戦や平和を訴えました。
この活動は太平洋戦争の開戦の日に合わせて、宮城県内の女性団体、宮城県母親大会連絡会が毎年行っているものです。
「平和を守ろう」
8日は、メンバーなどおよそ50人が、仙台市中心部の商店街を練り歩き、反戦を訴えました。
また、通行人に配られたチラシ。赤紙と呼ばれた召集令状を模したもので、参加した人たちは、改めて平和の尊さを呼びかけました。
宮城県母親大会連絡会 佐藤郁子会長
「命を生み出す母親だからこそ、生まれた子供たちには戦争を経験しないで、自分自身の人生を歩んでほしい。武力によって物事を解決する、若者が日本もですし、世界中の人たちが殺し殺される恐怖におびえるような、そういう世界にだけはなってほしくない」
団体によりますと、この活動は、戦後初めて防衛費の伸び率が社会保障費の伸び率を超えた、1980年から続いているということです。