林業の担い手確保につなげようと森林の中の現場で調理したての食事を提供する「林業食堂」が8日武雄市で開かれました。

標高約200メートルの武雄市の柏岳山頂付近にスタンバイするキッチンカー。
山林の中の作業現場で調理したての食事を提供する「林業食堂」です。

武雄杵島森林組合は林業の担い手確保のためには職場の魅力向上が不可欠として、福利厚生の充実や働く喜びの実感のため8日初めて「林業食堂」を開きました。
メニューはごはんと唐揚げ、それに豚汁で森林組合の従業員約10人が森林の中で会話をしながら食事を楽しみました。

【1人目】
「いつも車の中で食べたりしているのでなかなかない経験なのでいい経験になった。危険な仕事でもあるがそれ以上に魅力がある仕事だと思う」
【2人目】
「おしゃべりしながら食べられたのは楽しかった。若手不足というのもあって興味がある方はぜひ作業を一緒にしてもらいたい」

森林組合では今回の様子を撮影し求人説明会で流す動画などに盛り込むことで、職場の魅力を広く発信していきたいとしています。
また今後、定期的な開催や職場体験などの際に実施することも検討しているということです。

サガテレビ
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