日本人2人の受賞で盛り上がる2025年のノーベルウィーク。
スウェーデン・ストックホルムから、フジテレビ国際取材部・高島泰明記者の中継です。
ストックホルムは午前8時半、日の出の時間を迎えたところですがまだ薄暗く、船や窓ガラスの明かりがしっかりと見えています。
日の入りの時刻は午後2時50分ということで、6時間ほどしか明るい時間帯がありません。
後ろに見えるのは受賞者が泊まるホテルで、大阪大学・坂口志文特別栄誉教授と京都大学・北川進特別教授も泊まっています。
11日には授賞式が行われるということで、準備も着々と進んでいます。
えんび服を仕立てる紳士服店では、2025年の受賞者やゲスト、約150人分の衣装を仕立てるということで大忙しです。
坂口さんはこれから試着し最終調整、北川さんはすでに調整を終えました。
店にある歴代受賞者のサインが残されているノートには、北川さんの座右の銘「無用の用」が記されていました。
また、授賞式の後に行われる晩餐会の料理を作るキッチンも公開されました。
44人のシェフが1300人分の料理の準備を始めています。
どんな料理が出されるのかは当日まで絶対に明かさない、何度聞いてもトップシークレットだということでした。
――最新情報はありますか?
2人ともお土産にノーベルメダルチョコを買ったということですが、ポイントはその量です。
坂口さんはなんと3600枚、北川さんも段ボール1箱分買ったということで、2人とも多くの人に感謝を伝えたいのだなということが分かると思います。