日本人2人の受賞で盛り上がる2025年のノーベルウィークですが、8日はワニのぬいぐるみに注目しました。
スウェーデンのストックホルムで日本時間の11日に行われるノーベル賞の授賞式。
それに先立って、化学賞に選ばれた京都大学の北川進さんと、生理学・医学賞に選ばれた大阪大学の坂口志文さんはノーベル博物館へ。
カフェの椅子にサインをする恒例行事に臨むなど、この週末もノーベルウィークを楽しんでいました。
そして、同じく授賞式にあわせてストックホルムに向かったのがワニのぬいぐるみ。
坂口さんが所属する大阪大学の公式マスコットキャラクター「ワニ博士」です。
1964年に新キャンパスの建設現場でワニの化石が発掘されたことが由来で、2014年に公式マスコットキャラクターに認定されました。
生理学・医学賞の受賞が決まった際の10月の会見でも、坂口さんの近くに「ワニ博士」の姿が。
映像に映り込んだことでSNSなどで話題になり、グッズの注文が殺到。
ネットショップなどで完売が続いているということです。
大阪大学 企画部広報課 課長補佐・茂木美穂子さん:
(Q.今回の受賞、ワニ博士はどういう気持ち?)めちゃくちゃ喜んでます。自分のことのように誇らしげにしています。
この「ワニ博士」ですが、可能な限りノーベルウィーク関連行事に参加する予定で、すでに海外の人からも声をかけられているそうです。
坂口さんの授賞式とともに、ストックホルムでも「ワニ博士」が話題になりそうですね。