ノーベル賞の授賞式のためにスウェーデンのストックホルムに滞在している日本人受賞決定者の2人が6日、ノーベル博物館を訪れ、カフェの椅子にサインする恒例行事に臨みました。
ノーベル化学賞に選ばれた京都大学の北川進特別教授と、生理学・医学賞に選ばれた大阪大学の坂口志文特別栄誉教授は6日、ストックホルムのノーベル博物館を訪れました。
2人は館内にあるカフェの椅子の裏にサインをし、自身の業績にゆかりのある記念品を寄贈する恒例行事に臨みました。
北川さんは自身が開発した「MOF」と呼ばれる気体を自由に出し入れできる新素材などを寄贈品に選び、坂口さんは自身が発見した制御性T細胞が登場する人気漫画「はたらく細胞」の本やイラストなどを寄贈しました。
現地ではノーベル賞を祝う様々なイベントが行われていて、10日の授賞式に向け準備が進んでいます。