おととし、ミャンマーから覚醒剤を密輸入した罪などに問われている男の判決公判が12月5日、新潟地裁で開かれました。

覚醒剤取締法違反や強盗致傷などの罪に問われているのは、東京に住む中国国籍の李雨杭被告(30)です。

起訴状などによりますと、李被告はおととし、ミャンマーから2回にわたり国際スピード郵便を使って覚醒剤合わせて5.4能性が高いなどとして懲役18年を求刑。

一方、弁護側は起訴内容の多くは無罪だとして執行猶予付きの判決が妥当だと主張していました。

12月5日の判決公判で新潟地裁の小林謙介裁判長は覚醒剤取締法違反について、李被告が取引の責任を負う立場にあり、中身が覚醒剤だと知らなかったとは考えられず、重要な役割を果たしたなどと指摘。

また、監禁と傷害などは認められるとして懲役13年・罰金500万円の有罪判決を言い渡しました。

弁護側は控訴するか被告と協議するとしています。

NST新潟総合テレビ
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