東京都新宿区は、業務停止命令を無視するなど、違反を繰り返していた民泊事業者に対して事業廃止命令を出しました。民泊事業者への事業廃止命令は都内で初めてとなります。
新宿区から事業廃止命令が出されたのは、新宿区内で民泊を営業していた個人と法人の合わせて4者です。
新宿区によりますと、4者には、いずれも業務停止命令がだされていましたが、そのうち1者は、停止命令期間中でありながら宿泊客を宿泊させていたほか、3者は報告義務違反を繰り返していたということです。
廃止命令を受けた事業者は、きょうから3年間、営業することができなくなります。
廃止命令が出されたのは東京都では今回が初めてとなります。