ウズベキスタンで行われているワシントン条約締約国会議で、ニホンウナギを含むウナギ全種類を国際取引の規制対象にする案について、4日の本会議で不採択にすることが決まった。
これで「否決」の採決結果が確定する。
11月27日に行われた委員会でも、反対多数(賛成35、反対100)で「否決」されていた。
本会議では、規制をすべきと訴えるEUなどが動議を申し立てなかったため、再投票が行われず委員会での採決通りの結果となった。
日本は消費するウナギの約7割を輸入が占める。可決されれば輸出に許可書が必要になるため、コストが上乗せされて価格上昇につながる可能性が指摘されていた。