3日夜には金沢市内で初雪も観測され今シーズン一番の寒さとなった県内。
各地で雪が降り、住民たちが対応に追われていました。
冬型の気圧配置が強まり今シーズン一番の冷え込みとなった県内。
七尾で氷点下0.1℃、珠洲で0.2℃など11ある観測地点のうち10地点で今シーズンの最低を記録しました。
雪が一時的に降り積もった地域もあり輪島市三井町の仮設住宅では、朝から除雪作業に追われる人の姿も。
仮設住宅の住人は:
「きのうの夜から寒いなと思っていて、朝起きたら震えて起きました。始まりましたね。みんな仕事行っている人ばっかりでしょ。私、家におるから。雪は要らないね」
これから迎える本格的な雪シーズン。白山市内の自動車整備工場では、冬用タイヤの交換作業に追われていました。
白山モータース 高木晃治さん:
「きょう来られる方は結構積もったんで、びっくりして来てると思う」
利用客:
「気持ち的にも安心ですよね。安心して走って帰れるなと思って」
こちらの整備工場では、今月末までタイヤ交換を受け付けているとして、早めの交換を呼びかけています。
また県内ではこんな活動も…
森下記者:
「雪道でのスタックやスリップ事故を防ぐため津幡町の国道沿いでは冬用タイヤやチェーンの装着を呼びかける啓発活動が行われています」
金沢河川国道交通事務所などが県内の国道や高速道路など6カ所で実施した啓発活動。このうち津幡町の国道8号では警察や県トラック協会のメンバーなど15人が大型のトラックやトレーラーを1台ずつ誘導し冬用のタイヤをつけているかを確認していました。
金沢国道河川事務所藤真生 道路管理第一課長:
「普通タイヤの走行は大規模な交通事故のリスクも高まりますし走行不能になり大規模滞留になるおそれもあるので冬への備えをお願いしたい」