業務に必要ないパソコンを発注して、会社に損害を与えた疑いで逮捕された「東芝」子会社の元部長が、会社に嘘の説明をしていたことがわかりました。
「東芝テック」関西支社の元関西営業部長、田中祐介容疑者(47)は業務に必要ないパソコンおよそ30台を発注し、会社から仕入れ先に代金およそ1000万円を支払わせて、損害を与えた疑いがもたれています。
警察によると田中容疑者は容疑を認めているということです。
警察によると、田中容疑者は取引先がパソコンを欲しいと言っているなどと会社に嘘の説明をして、発注していたということです。
田中容疑者は仕入れたパソコンを買い取り業者に転売して、およそ680万円の利益を得ていたとみられます。
田中容疑者は同様の手口で発注を繰り返し、被害額はおよそ2億3000万円にのぼるとみられます。
(関西テレビ「newsランナー」2025年12月4日放送)