連日、カープ選手の契約更改が行われていますが、今日は左のエース床田投手が契約交渉に臨みました。
午前11時、マツダスタジアムで契約更改に臨んだ床田寛樹投手。
【床田寛樹投手】
「3500万円アップです。(球団からは)1年間しっかり投げてくれたと言ってもらいました。良い評価をしてもらえた」
床田投手は今シーズンチーム最多の26試合に先発。
3年連続の2桁勝利とはならなかったものの、リーグ最多の6試合完投など、左のエースとして投手陣をけん引しました。
しかし、本人は悔しさも滲ませます。
【床田寛樹投手】
「今年も勝負どころで勝てなかったので悔しいシーズンでした。完投・完封以外の試合で早く降りることが多かったので、来年はしっかりイニングを投げられたら」
そして、来年に向けて得意の変化球にさらなる磨きをかけたいとしています。
【床田寛樹投手】
「元々あまり投げていない球種をメインぐらいまで持っていければ、バッターも余計に迷うと思うので、あまり使っていないものをいつでもカウントが取れるように出来れば投球の幅も広がると考えている」
来シーズンは節目となるプロ10年目。
これまでとは違う覚悟が垣間見えました。
【床田寛樹投手】
「プロに入ったときの目標が10年、1億円超え、FA取得の3つ。子どもが生まれてから長くやりたいと思うようになったので、10年目というのは通過点にしてあと5年10年とできるようしっかり頑張りたい」
《スタジオ》
【コメンテーター:エディオン女子陸上部アドバイザー・木村文子さん】
「一番印象的だったのは、9月の巨人戦でプロ初ホームランを打ったのには驚きました」
もともとバッティングが得意な床田投手自身も今シーズンの目標のひとつだったということで、達成してうれしいと話していました。
2027年シーズンからDH制が導入されますので、あと1年だけはバッティングの話をさせてほしいとも話していました。
一方、栗林投手が先発に挑戦します。このことについてもコメントしています。
「あいつなら普通にできると思う。困ったことがあれば話をしたい」とのことでした。