能登半島地震で被災した家屋などの解体・撤去作業が完了したとして、解体した業者の団体が新潟市に報告しました。
【県解体工事業協会 金子良治 会長】
「能登半島地震の被災家屋解体・撤去について、計画した案件の解体が完了しましたので報告にまいりました」
去年1月の能登半島地震で被災した家屋などの解体・撤去に携わってきた県解体工事業協会は11月末までに929件の解体が完了し、12月3日、中原市長に報告しました。
市によりますと、公費による解体工事は去年5月から進められていました。
申請者の自己都合で一部解体工事は残っていますが、今年度中にはすべての工事が完了する見通しです。
【県解体工事業協会 金子良治 会長】
「(県内事業者の)皆さん、北から南から協会員全部来てくれて、徹底した安全管理をしながら解体することができた」
中原市長は「県内の事業者だけで完結できたのはありがたい。解体を済ませた被災者の方は大変喜んでいる」と話しました。