新潟市中央区の八千代橋の橋脚で何者かによる落書きが見つかった。落書きをめぐっては、2025年3月に萬代橋でも見つかり、相模原市の少年2人が逮捕されている。橋を管理する新潟市は警察に被害届を提出している。
「スプレー缶置いてあった」八千代橋の橋脚で落書き見つかる
落書きが見つかったのは、新潟市中央区にある八千代橋右岸の橋脚だ。落書きは黄色や赤の塗料で橋の橋脚の壁面に大きく書かれている。
新潟市によると、11月16日に通行人が赤色の落書きを発見して警察に通報。
警察から連絡を受けた市の職員が縦2m、横5mほどの大きさの落書き一つを確認したが、さらにその後の21日にもほぼ同じ大きさの黄色の落書きが加わっているのを市職員が発見した。
近くを通った人は「1週間くらい前、朝出たらスプレー缶が4缶くらい置いてあった。こういうのはやめてもらいたい」と憤る。
3月に見つかった落書きの消去費用は約400万円
こうした落書きをめぐっては、25年3月に国指定の重要文化財に指定されている新潟市の萬代橋などで複数の落書きが見つかり、その後、相模原市の少年2人が逮捕され、消去費用は約400万円にも上った。
八千代橋を管理する新潟市は、26日に警察に被害届を提出。
「景観上の問題だけでなく、橋の維持管理に影響がでる恐れがある。落書きは絶対にやめてほしい」とコメントしている。
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