今年も残すところ1カ月を切りました。新潟市の神社では新年に向けて縁起物の準備が行われています。
新潟市中央区の護國神社。12月3日朝、ここで行われていたのが…
【記者リポート】
「こちらではお正月の準備が着々と進んでいます。巫女さんが作っているのは御神矢です」
邪気を払って災いを防ぎ、一年を無事に過ごせるようにとの願いが込められた縁起物『御神矢』。
護國神社では初詣に向けて11月から縁起物の準備を始めていて、12月3日も身を清めた巫女たちが来年の干支・午が描かれた絵馬を矢に丁寧に結びつけていきました。
【巫女 佐藤唯乃さん】
「初めての作業で先輩方に教えてもらいながらだが、皆様のよりよい一年のために心を込めて制作させていただいている」
【巫女 平井和妙さん】
「来年は午年ということで、皆様が夢や希望に向かって前向きに突き進んでいけるように、飛躍した年でありますようにと願っている」
護國神社は大晦日までに約1万本の御神矢のほか、お守りや熊手など8万5000体の縁起物を用意して参拝客を迎えます。