秋田県北秋田市のスキー場で、まもなく今シーズンの営業が始まります。営業開始を前に3日、関係者がシーズン中の安全を祈願するとともに、救助訓練に臨みました。
北秋田市の森吉山阿仁スキー場は、6日に今シーズンの営業をスタートする予定です。現在、ゲレンデ中腹の積雪は10センチほどで、場所によっては山肌が見えている部分があります。
3日は、営業開始を前にスキー場や市の関係者など約50人が神事を行い、シーズン中の安全を祈りました。
また、機械トラブルでゴンドラが動かなくなったという想定で訓練に臨み、利用客を安全に助け出す手順を確認していました。
阿仁スキー場にはスキーだけでなく、樹氷を楽しもうと国の内外から毎年多くの人が訪れます。今シーズンは既に310件・約9700人の予約が入っているということです。
森吉山阿仁スキー場・吉田茂彦支配人:
「きのうまで雪がなかったが、ようやく降り始めたので6日のオープンに期待している。阿仁スキー場の豊富な雪を堪能して楽しんでほしい」
阿仁スキー場は、積雪が70センチを超えれば滑走できます。