洪水で大きな被害が出ているスリランカに向け、日本の国際緊急援助隊の医療チーム約30人が出発しました。
国際緊急援助隊 医療チーム・岩瀬喜一郎団長:
チーム安全第一で、被災者の方、患者の皆さんの目を見た日本らしい支援をして、二国間の関係をより強化できればいいと思う。
3日朝、結団式を行い羽田空港を出発したのは、医師や看護師、薬剤師ら合わせて31人の医療チームです。
スリランカでの大規模な洪水の発生を受け、すでに調査チームが現地に入りニーズの確認などを行っていて、医療チームは病院の機能が失われている西部の町・チラウに派遣されます。
仮設テントの診療所を設置し、けが人や病人の治療にあたる予定で、派遣期間は約2週間を見込んでいます。