来年春に卒業を予定している県内の大学生の就職内定率は、今年10月末の時点で71.2パーセントに上り、この時期の内定率としては過去3番目に高い水準となりました。

広島労働局によりますと、来年3月に卒業を予定している県内の大学生の就職希望者1万65人のうち、今年10月末時点の内定者は7165人で、内定率は71.2パーセントでした。
これは前の年の同じ時期に比べ0.7ポイント低く、5年ぶりの低下となりました。

一方で、およそ30年前に今の統計をとり始めて以降、この時期の内定率としては過去3番目に高い水準となりました。
広島労働局は、企業の人手不足を背景に学生優位の「売り手市場」といわれる状況が続いていると見ています。

テレビ新広島
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