日本版GPS(衛星利用測位システム)を担う7基目の人工衛星が公開されました。
三菱電機が公開したのは測位衛星「みちびき」の7号機です。
「みちびき」は現在5基で運用されていますが、政府は2025年度中に7基体制を目指しています。
7基になることでアメリカのGPSに頼らずとも精度の高い位置情報が得られるようになります。
内閣府 準天頂衛星システム戦略室長・三上建治参事官:
「みちびき」7号機の打ち上げは2月1日の夕方16時から18時の間となりました。
「みちびき」による位置情報は専用受信機を使えば誤差6cmという高精度な測位が特徴で、農作業の自動化やドローンによる建設現場の測量など活用の可能性が広がっており、デジタル社会のインフラとして期待が高まっています。