秋篠宮さまが公務を担う皇族数の減少をめぐり「公的な活動の規模を縮小するしか今はない」との見方を示されたことを受け、宮内庁幹部が「分担の見直しや規模の縮小はあり得る」と述べました。
30日、誕生日を迎えた秋篠宮さまは、記者会見で、公務を担う皇族数の減少をめぐり「状況を変えるのは、今のシステムではできません」「公的な活動の規模を縮小するしか今はない」との見解を示されました。
これを受け、宮内庁の黒田武一郎次長は定例会見で、公務の規模の縮小について「現行の制度では、いずれそのようになるのは避けられない」「分担の見直しや全体的な公務の規模の縮小はあり得る」とした上で「皇室の方々のお考えを伺いながら検討していく必要がある」と述べました。