100棟以上の違法建築物が問題となり、2025年9月末に閉園した札幌市南区の動物園「ノースサファリサッポロ」が11月30日、動物の「移動計画書」を市に提出しました。

 開発が制限される市街化調整区域に飼育小屋などを違法に建て続けていたことが問題となり、2025年9月末に閉園したノースサファリ。

 札幌市によりますと、11月30日夜、メールで提出された「動物移動計画書」では、今月中にポニーやアヒルなど、合わせて14匹を移動させる、と記載。

 しかし、「移動先との調整などのためすべての動物の移動予定を確定することは困難」とし、「2026年1月以降の計画は順次報告する」と書かれていました。

 また園内には11月30日時点で256匹の動物がいて、1か月で5匹しか移動できていないこともわかりました。

 市は12月26日までにすべての建物の撤去を求めています。

北海道文化放送
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