今年も残り1カ月。神社などに奉納されるしめ縄作りが最盛期を迎えています。
しめ縄を専門で作る射水市の縄合屋はお正月にむけ、全国の神社やホテルなどから注文が寄せられ、今が作業のピークです。
1日に作られていたのは福岡県の神社が依頼したしめ縄で、7人の職人が均等に美しく仕上がるよう3本の縄をより合わせて長さ2メートル40センチに仕上げていました。
しめ縄の素材といえば稲わらですが、わらの調達が困難になり、近年は素材は合成繊維に代わっているということです。
関係者は清々しい気持ちで新年を迎えてもらえればと話していました。
*山下正樹さん(76)*しめ縄づくり13年
「鳥居のほうに手を合わせて今年もよかったと来年もまたいい年でありますようにと願ってくれればいい」
来年の正月に向け、寄せられた注文250件のうち、残すは30件。今月20日まで職人が心をこめて作業を続けます。