11月29日の「いい肉の日」に合わせて「焼き肉の街」長野県飯田市では、約150人が一斉に焼き肉を楽しむイベントが開かれました。

鉄板を囲んで焼き肉を楽しむ人たち。この場所は、飯田市中心部の交差点です。通行止めにして並べた鉄板は36枚。「いい肉の日」に合わせて行われた焼き肉イベントです。

飯田市内から:
「すごくおいしいです」
「最高にうまいです。焼き肉大好きです」

飯田市は人口1万人あたりの焼き肉店が日本一多い、「焼き肉の街」。家族や地域の行事で焼き肉を囲むのが定番です。

今回は、精肉店が肉だけでなく鉄板やコンロなども配達する飯田ならではの「出前焼き肉」を大勢で楽しみます。

1人前のセットには、牛肉や豚肉のほか、飯田の焼き肉に欠かせないマトンや黒モツも。約150人が参加し、一斉に味わいました。

飯田市内から:
「楽しいですよ。うちとは違う楽しみがあります」
「焼き肉の街、飯田!」

「南信州焼肉のまち協議会」・藤本直樹さん:
「日本一の焼き肉の里ですので、観光面、経済面、地元住民の魂の面でも、国内外にアピールしたい、ブランディングしたい思いで企画しました」

佐藤市長と鉄板を囲んだのは、沖縄県石垣市の中山義隆市長と北海道北見市の辻直孝市長。人口1万人当たりの焼き肉店の数は、石垣市が2位、北見市が3位で、いわば「日本三大焼き肉の街」です。

飯田焼き肉の感想はどうだったのでしょうか。

北見市・辻直孝市長:
「最高ですね。飯田の皆さんが焼き肉を楽しんでいる。一緒にそういう場面に立ち会うことができて大変うれしく思っています」

石垣市・中山義隆市長:
「初めてですけど、黒モツおいしい。一緒に三大焼き肉の街として、これからいろいろ協力しながら盛り上げていきたい」

3市は「日本縦断焼肉連携協定」も結び、焼き肉を通じた交流や観光連携を図っています。

飯田市・佐藤健市長:
「市民の皆さんが盛り上がってやってくれてるというのは、本当にいいこと」

晴天の下で、飯田焼き肉を味わった参加者たち。「焼き肉愛」を深める一日となりました。

長野放送
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