本格的な冬を前に、高速道路などで除雪や凍結防止の作業にあたる作業車両の出動式が1日、諫早市でありました。
西日本高速道路メンテナンス九州 長崎保全センター 高倉 陸叶さん(高ははしごだか)
「長崎県の道路ネットワーク確保に万全な対策を構築します」
出動式には国土交通省や西日本高速道路九州支社の職員など約110人が出席しました。
関係機関が連携し、高速道路や一般国道での通行の安全を保とうと、本格的な冬が始まる前に毎年、実施しています。
高速道路への作業車両の出動は昨シーズン15回で、このうち1回は雪で長崎バイパスが全面通行止めになり除雪作業などにあたりました。
また、2023年1月には諫早市多良見町の国道207号で最大約200台の車が立ち往生しました。
西日本高速道路 九州支社 武田 真 所長
「長崎県ではなかなか装着率が低いけれど、冬用のタイヤをしっかり付けてもらうこと」「スリップ事故が多くなりがちだと思う。高速道路を走行する際には気を付けて走行してほしい。」
西日本高速道路では「凍結防止剤をまく作業トラックが走っている時は、安全のため間隔を十分に取って走行してほしい」と呼びかけています。