宮城県蔵王町の「みやぎ蔵王えぼしリゾート」では、12月1日、宮城県内のトップを切って今シーズンのスキー場開きが行われました。

「みやぎ蔵王えぼしリゾート」のスキー場開きには、町の関係者などおよそ120人が出席し、安全を祈願しました。

「みやぎ蔵王えぼしスキー場開きを、ここに宣言します」

村上英人町長の宣言のあと、テープカットが行われ、スキー場開きを祝いました。

標高1100メートルほどの石子ゲレンデでは、11月20日にはおよそ5センチの雪がありましたが、1日時点で積雪はなく、初日の営業開始とはなりませんでした。

滑走が可能となるには、圧雪で30センチ以上が必要だということで、今後の天候を見ながら、12月中旬の営業開始を目指したいとしています。

みやぎ蔵王えぼしリゾート 門脇次男社長
「今週半ばには、今年初めての寒波が来ることが予想されている。雪が降ると思うので待ち遠しいと思うが、もうしばらくお待ちいただきたい」

このスキー場では、今シーズンの来場者数を昨シーズンより5000人多い8万2000人ほどと見込んでいます。

仙台放送
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