雪のシーズンを前に、大野市和泉地区にある恐竜のモニュメントが「冬ごもり」に入りました。
大野市の道の駅「九頭竜」の人気者、ティラノサウルス親子です。
恐竜親子のモニュメントは、雄たけびを上げる姿が観光客から人気の和泉地区のシンボルですが、冬の間は雪の重みで壊れないよう、地区内にある倉庫の中に保管されます。
全長12メートルと5メートルの恐竜親子を、道の駅のスタッフらが手で押しながら国道を大移動。約1キロの道のりを30分かけて運びました。
紅葉の季節が過ぎ、山には雪が積もる和泉地区。冬の訪れを感じながら恐竜たちは倉庫に到着しました。
大野市では「和泉地区は非常に雪が多く降る地区なので、冬の間は倉庫の中で恐竜たちにしっかり休んでもらって、また春先に多くの方に見てもらえるように元気な姿を見せてほしい」と話しています。
少し窮屈そうに冬の眠りについた恐竜親子。雪解けを待って来年3月下旬以降に再び戻ってきます。