ガソリン価格を抑えるための補助金が、11月27日から1リットル当たり5円増額されました。
岩手県内のガソリンの平均価格は、2週連続で値下がりしていて、今後も段階的に下がっていく見込みです。
ガソリンの税金に1リットル当たり25.1円上乗せされていた暫定税率、12月31日に廃止される見通しです。
政府は、ガソリンの価格が急激に変動しないようにするため、元売り会社に支給する補助金を段階的に増やして調整しています。
具体的には、11月中旬から2週間ごとに5円ずつ増額していて、27日からは支給額が1リットル当たり20円となります。
こうした動きが県内の店頭価格にも反映されています。
資源エネルギー庁が発表した25日時点の県内のレギュラーガソリンの平均価格は、1リットルあたり164.6円で、前の週と比べて0.5円安くなっています。
県内では、2週連続の値下がりで全国では、5番目に安くなっています。
石油情報センターによりますとガソリン価格は、全国的に年内は下がり続ける見通しだということです。