香港北部の高層住宅の団地で26日午後発生した火災で、これまで36人の死亡が確認されました。
日本時間2時過ぎに会見した香港の李家超長官は279人と連絡が取れなくなっていて、29人が病院で手当を受けていると明らかにしました。
消火活動は夜通し行われていますが、まだ鎮火の情報がありません。
現場の団地には高層住宅8棟、あわせて約2000戸が入っていますが、うち7棟に火が燃え広がったということです。
出火当時、現場では外壁の補修工事が行われていて、地元メディアは、竹の足場から火の粉が風で燃え移ったとの見方を伝えています。