季節の移ろいの中、本格的な雪のシーズンを前に、道路の除雪を担う民間の新しい車両基地が大山・山麓に完成し、11月27日に竣工式が行われました。
新しい除雪車両の基地を作ったのは、鳥取県米子市の建設会社「三徳興産」で、除雪車両7台が収容できる鉄骨平屋建ての新基地を伯耆町大原に約1億円かけて完成させました。
三徳興産は、主軸の建設業に加え鳥取県や米子市との委託契約に基づき冬場の除雪作業を担っていて、現在、除雪用の車両を26台所有しています。
三徳興産・長谷川智也社長:
「この伯耆町さんに建てさせていただいたのは、県外からのスキーをされる方、観光の方、たくさんのお車が来られます。そのためにも道路をすぐ除雪できるように、この地を選ばせていただきました」
この会社では、新しい拠点ができたことで今まで以上の迅速な除雪につながるものと期待していて、今シーズンも県・市の基準に沿って、米子市とその周辺の町々で道路上の積雪が5センチから10センチ見込まれる場合に出動します。