JR九州は日豊本線の一部区間で自動運転の列車を12月から導入することを発表しました。

大分県内で自動運転の列車が導入されるのは初めてです。

◆JR九州 古宮洋二社長
「自動運転の本格導入ということで鹿児島本線の門司港から荒尾日豊本線の小倉から宇佐で本格導入する」

これはJR九州が会見で発表したものです。県内で初めて自動運転の列車が導入されるのは、日豊本線の宇佐駅と小倉駅の間を走る普通列車です。

JR九州では将来的な運転士不足などの課題を解決するため自動運転の列車の導入を進めています。

福岡県内を走る香椎線で2024年の3月から本格的に導入されていて搭載された制御システムが速度の調整や駅での停車を行います。

12月から導入される日豊本線ではドアの開閉や非常時の緊急停止などは運転士が行います。2026年までには運転士ではなく乗務員のみで運行する方式に変更する方針です。

JR九州は「自動運転の列車はこれまで7万キロの走行実績があり、安全で安定的な運行が可能だ」としています。

テレビ大分
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